「古宇利オーシャンタワー」は、古宇利島の高台から “エメラルドグリーンの海” や “一直線に伸びたスタイリッシュな古宇利大橋” を一望できる絶景スポットです。
また、展望台のみならず、レストラン、シェルミュージアム、ショップなどを備えた複合施設でもあります。本ページでは、魅力あふれる古宇利オーシャンタワーを 余すところなくご紹介したいと思います。
古宇利オーシャンタワーは高台に立地
古宇利大橋を車で走っていくと、緑に覆われた島の丘の上に「白いとんがり帽子」のような建物が見えます。これが古宇利オーシャンタワーです。緑に覆われた島にそびえる その独特の形状は、思いのほか自然とマッチしていて、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。
25,000㎡ の広大な敷地&海抜82mの高さに建てられたオーシャンタワーからは、島の景色や古宇利大橋、青い海、屋我地島などを眺めることができます。オーシャンタワーの入口前までは、電動カートに乗って行くこともできます。
また、冒頭でも少し触れましたが、館内には シェルミュージアム、レストラン、カフェ、お土産屋さんもあります。1万点以上の貝を集めたミュージアムで楽しいひとときを過ごしたり、美味しい食事&スイーツに舌鼓を打ったり、ここでしか買えないオリジナルのお菓子やグッズなどのお土産を買ったり等々、色んな楽しみ方ができます。以下の項目で、個々の施設の内容&魅力についてご紹介いたします。
施設 ①:乗って楽しい電動カート
駐車場からタワーの入口前までは、自動運転の電動カートに乗って行くことができます。自動アナウンスで流れる「島の歴史」を聞きながら、庭園と絶景の海を眺めつつ、「約8分間のカートの旅」を楽しめます。
「自動で走る」というスタイルが、まるで遊園地のアトラクションのようですので、特にお子さんたちからの人気はバツグンです。モチロン、大人も楽しめます。
何台かに一台は、ピンク色のハートがデザインされたカート(下の写真)が走っています。運が良ければ、この “ラブリーなカート” に乗ることができます。かわいいですね。
施設 ②:シェルミュージアム
シェルミュージアムは、建物の1階にあります。1万点以上の貝を展示しています。色とりどりの貝や変わった形のサンゴを見学することができます。
また、貝やサンゴで作られたアクセサリーなどを販売している「シェルショップ」もあります。モチロン、すべて天然の貝なので、どれもが “個性溢れる一点モノ” です。
厳選した貝をピックアップして商品(アクセサリー等)を作っていますので、かわいくて、大きさのバランスが取れていて、しかもオシャレです。浜辺で拾う貝とは、見た目からして違います。気に入った貝のアクセサリーを見つけられるといいですね。
施設 ③:展望フロア
展望フロア(とんがり帽子の建物)の2階、3階は一面がガラス張りの展望フロアになっています。古宇利島の島の風景と古宇利大橋、そしてエメラルドグリーンに輝く美しい海の展望ができます。
屋上のオーシャンデッキ(4階部分)では、開放感のある景色を楽しめます。また、デッキには「幸せの鐘」がありますので、カップルで来られた方は、是非鳴らしてみてくださいね。
もちろん、カップル以外の人も鐘を鳴らせます。お友達、一人旅、お子さん、ご夫婦、ご家族 等々、みんなで鐘を鳴らして、幸せ気分を分かち合いましょう。
施設 ④:展望フロアの1階は資料館
展望フロアの1階は、古宇利島の歴史が展示されている「古宇利島資料館」となっています。古宇利大橋が完成するまでのプロジェクトの話、古宇利島の産業(生業)、民家建物の解説、小学校跡地にあるガジュマル(ガジマル)の木の話など、素朴だけど興味をそそられるような内容を知ることができます。
施設 ⑤:レストラン&カフェ
古宇利オーシャンタワーには、2つのレストランと、1つのカフェがあります。絶景を見ながら、美味しいランチをいただくくと、”プチリッチ” な気分に浸れます。なお、レストランやカフェのみの利用も可能です。
レストラン「オーシャンブルー」(1階)
「オーシャンブルー」では、古宇利島の景色と古宇利大橋や美しい海を眺めながら、贅沢な食事を味わえます。
ワタシのおすすめは、「島豚アグーとたっぷり野菜のピッツァ」です。注文をを受けてからピザの生地を伸ばして作っています。焼きたてのピッツァの味は格別です。
お昼の時間帯に「食事のみ」で済ませたい場合は「1階のオーシャンブルー」を、デザートビュッフェ付きにしたい場合は「2階のオーシャンカフェ」(後述)を選択されるといいと思います。
営業時間:10:00~17:30(ラストオーダー 17:30)
カフェ「オーシャンカフェ」(2階)
「オーシャンカフェ」(2階)は、①「デザートビュッフェ付きのお食事ワンオーダー制」をメインに営業していますが、②単品のスイーツやドリンクメニューを注文することも可能です。
①の場合は、メインのお食事メニュー(ピッツァ、パスタ、オムライス等)を注文すると、沖縄ならではのスイーツ、フルーツやピッツァなどをブッフェ形式で楽しむことができます。
オープンテラス席では、古宇利島の絶景と海風を浴びながらカフェ楽しむことができます。古宇利島の絶景と風を感じながら、ゆったりと「古宇利タイム」(古宇利島で流れる時間)を満喫できます。
ちなみに、このカフェは「ヒルナンデス」でも紹介されていました。友近さん と ジャニーズWESTの中間淳太さん が「古宇利かぼちゃのカボワッサン」と「古宇利かぼちゃのパリパリプリン」をいただいていました。
営業時間:11:00~14:00
レストラン「アイランドブルー」
「アイランドブルー」は、全席がオーシャンビューとなっているレストランです。南国リゾート感たっぷりのレストランで特製プレミアムランチが楽しめます。沖縄の食材をふんだんに使い、あぐー豚や石垣牛を使った料理「石垣和牛と島豚アグーのプレミアムハンバーグ」などがあります。
ただし、現在は団体客向けに営業しているとのことです。個人で来られた方は、オーシャンカフェやオーシャンブルーをご利用ください。
営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
施設 ⑥:ショップ&ファクトリー
タワーの出口を過ぎると、お土産(おみやげ)とお菓子の製造工程が見られる「ショップ&ファクトリー」へ行けます(タワーを通らずに行くことも可能)。
お菓子や飲み物、Tシャツ、雑貨類等、お土産の種類は、古宇利島の中で一番多いように思いましたので、ここで買うと便利です。
イチオシ商品は、古宇利島特産の「カボチャ」を使たオリジナルスイーツです。ロールケーキ、パウンドケーキ、パイなどがあります。
私が行ったときは、「島かぼちゃのカボニー」(洋風まんじゅう)のお菓子を、丸ごと1個試食させてもらいました。カボチャの甘さがとても美味しくて、思わず 1箱 買っちゃいました。お友達やご親戚へのお土産にもイイですね。
ガラス張りの向こうで、実際にこのお菓子を作っていますので、その工程を見ることもできます。ここで出来たお菓子をお土産で買うことができるんですね。
古宇利島は「恋の島」といわれていることもあって、ハートのクッキーも売っています。かわいい形のクッキーです。シーワーサージュースの試飲もありました。
私が目に留まったのは、「ハートがプリントされたTシャツ」です。あまりの可愛さに、自分のお土産に買いました。
おまけ情報ですが、ここでお土産を買って支払いをした際に、レシートに「当選券」とでれば、オリジナルハートクッキー(4個入り)がもらえちゃいます。手前みその話ですが、今回のお買い物で運良く当たりました!
店員さんに聞いたところ、「当たる確率は よくわからないです」とおっしゃっていましたが、ハッピーな気分にしてくれる楽しい企画ですね。
余談になりますが、那覇空港で「お買い物時間」を作る自信がない方は、こちらのショップも「お土産調達先」の候補に入れておくとイイですね。それくらいに、品揃えが充実しています。特に、箱詰めのお菓子類。しかもオリジナル商品。300~500円台の箱入りお菓子があるので、”バラマキ用” として重宝します。
ちなみに、ウチの場合は、「友人&親戚向けのお土産」は、「古宇利タワー&宿泊先のホテル」で一気に買っちゃいました!
それでもって、「帰途・那覇空港のお買い物タイム」は、”家族のためのお土産購入時間” として費やしました。沖縄を離れる直前に 自分たち向けに買いたいモノ、いっぱいありますもんね!
夜は「星空タワー」で楽しもう!
古宇利オーシャンタワーでは、期間限定で行われる「星空タワー」という夜のイベントがあります。古宇利島は街灯がない島でもあることから、星空がとってもきれいに見ることができるんです。
通常は18時までの営業ですが、21時まで時間を延長して、音やイルミネーションの競演で古宇利島の星空を鑑賞できます。
また、レストラン「星空ダイニング」が営業されていて、”星の形のピッツァ” などの夕食をいただけます。期間限定の企画ですので、変更されることもあります。詳しくはホームページでご確認ください。
古宇利島へ行ったら、ぜひ「古宇利オーシャンタワー」に立ち寄って見てはいかがでしょうか。
営業時間
オーシャンタワー&ショップの営業時間
- 9:00~18:00まで(最終入園は17:30まで)
レストラン「オーシャンブルー」
- 10:00~17:30(ラストオーダー 17:30)
カフェ「オーシャンカフェ」
- 11:00~14:00
レストラン「アイランドブルー」(現在は 団体客のみ利用可)
- 11:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
施設の入園料金
入園料(入場料)には、電動カートの乗車料金、展望タワーとシェルミュージアムの入館料を含みます(有料エリアは、タワーとシェルミュージアムと電動カート)。
- 大人 800円
- 中・高校生 600円
- 小学生 300円
- 小学生未満 無料
- 障がい者手帳の提示で、本人と付き添い1名が半額
- 団体割引(20名以上)は、15%OFF。
なお、レストランとショップのみの利用は無料です。無料エリア内だけで済ませたい場合は、入口の正面にあるチケット売り場で「レストランとショップのみの利用」と必ず伝えてください。紙の腕輪(右の写真)を付けてくれます。
電動カートの部分は、横の坂道を徒歩で登ることになります。この坂道の角度は かなり急なのですが、ゆっくり歩けば、そんなに疲れることもありません。ただ、「楽しそうに電動カートに乗っている皆さん」の姿を横目に見て、ちょっぴりジェラシー!?を感じるかもしれません。
入園料を支払うか、支払わないか(有料エリアの利用有無)は、1日の行程、行く時間帯、お財布の中身などを総合的に考えて決めるといいですね。お時間に余裕があるようでしたら、展望台まで行かれることをおすすめします。
古宇利オーシャンタワーのアクセス
行き方・アクセス
古宇利大橋を渡り、向かって右方向(東方向)へ約2.3㎞です。橋のたもとから 車で約4分のところにあります。
- 那覇空港・那覇市内から:
那覇空港自動車道、沖縄自動車道(豊見城・名嘉地IC~許田IC)、国道58号、屋我地大橋、古宇利大橋などを利用して 所要約1時間30分~2時間(許田インターからは、所要約40分) - 沖縄美ら海水族館から:
国道505号、ワルミ大橋、古宇利大橋などを利用して、所要約30分
駐車場について
施設の向かいに無料の駐車場(200台分)があります。
古宇利島オーシャンタワーの基本情報
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利538番地
TEL:0980-56-1616
営業時間:9:00~18:00(最終入園17:30)
定休日:年中無休(天候によっては休業の場合もあり)
入園料:大人 800円、中・高校生 600円、小学生 300円、小学生未満 無料
「レストラン・ショップ」のみの利用は、入園料は無料です。
公式サイト:古宇利オーシャンタワー