沖縄本島からわずか30キロの距離に位置する渡嘉敷島は、美しいビーチと透明度抜群の海で訪れる人々を魅了します。都市の喧騒を離れ、手つかずの自然と心温まる島時間を楽しむための最適なデスティネーションです。
本ページでは、本島から渡嘉敷島への行き方を詳しくご紹介します。スムーズで快適な旅をお手伝いするための情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。
渡嘉敷島のちょこっとガイド
渡嘉敷島は、慶良間諸島の一部で、その中でも最大の面積を誇ります。この島には約700人の人々が暮らしており、豊かな自然と穏やかな生活環境が魅力です。
渡嘉敷島は、本島からのアクセスが良く、距離的にも近いため、日帰りで訪れることができる離島として人気があります。
観光客は、ケラマブルーと呼ばれる美しいビーチや透明度の高い海を楽しむために、多く訪れます。シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティも充実しており、自然の中でリフレッシュするのに最適な場所です。
「渡嘉敷島~ウミガメに出会える確率 No.1 の離島へ出かけてみよう」で詳しく紹介しています。
泊港までのアクセス
渡嘉敷島へは船に乗って出発します。向かう船は、那覇市の泊港にある「泊ふ頭旅客ターミナルビル(通称とまりん)」から出航しています。
まず、沖縄の玄関口である那覇空港に到着したら、そこから渡嘉敷島への冒険の第一歩が始まります。那覇空港から「とまりん」までは、いくつかのアクセス方法があるのでご紹介します。
🚙タクシーを利用
那覇空港から「とまりん」まではタクシーで約15分ほどで到着し、料金はおおよそ1500円から2000円程度です。
タクシーを利用すれば、荷物の心配をせずに最も楽に移動できます。特にグループで移動する場合、タクシー料金を分け合えば、さらにお得に移動することができます。
🚌路線バスを利用
那覇空港の国内線旅客バスターミナルのバス乗りは3番から乗車します。
● 26番 (宜野湾空港線)
● 99番 (天久新都心線)
● 120番 (名護西空港線)
のバスに乗り、「泊高橋」で下車します。所要時間は 約30分 から 40分 程で到着します。料金は240円です。コストを抑えたい方には、路線バスの利用がおすすめです。
🚃モノレールを利用
沖縄都市モノレール(ゆいレール)を利用する方法です。
那覇空港駅から美栄橋駅まで約15分、そこから徒歩約10分で「とまりん」に到着します。モノレールに乗れば、那覇市内の風景を一望でき、旅のスタートにぴったりです。
🚙レンタカー
レンタカーでとまりんまでは15分~20分程で到着します。とまりんには600台収容できる駐車場(有料)があります。
駐車料金については、「とまりん 駐車場料金表」を参考にしてください。
とまりんから渡嘉敷島へ
渡嘉敷島へのアクセスには、2種類の船が利用できます。フェリー(フェリーとかしき)と高速船(マリンライナーとかしき)です。それぞれの特徴を以下にご紹介しますので、ご自身のニーズに合わせてお選びください。
フェリーとかしき⛴
1日1便の運航です。所要時間は70分です。
時刻表
期 間 | 泊港 発 | 渡嘉敷港 着 | 渡嘉敷港 発 | 泊港 着 |
夏 時 間 3月 ~ 9月 |
10:00 | 11:10 | 16:00 | 17:10 |
冬 時 間 10月 ~ 2月 |
10:00 | 11:10 | 15:30 | 16:40 |
運賃表
片 道 | 往 復 | 環境協力税 | |
大人(中学生以上) | 1,690円 | 3,210円 | 100円 |
小人(小学生) | 850円 | 1,610円 | ━ |
小学生未満の場合:大人1人につき1人無料
環境協力税:高校生以上の旅客から環境協力税100円を徴収します。
なお、フェリーですので、車、バイク、自転車の積み込みは可能です。料金は別途必要です。
こちらでご確認ください。→ フェリーとかしき 車両運賃表
マリンライナーとかしき(高速船)
1日2便の運航で、所要時間約40分です。
便 | 泊港 発 | 渡嘉敷港 着 | 渡嘉敷港 発 | 泊港 着 | |
夏時間 3月~9月 |
1 | 9:00 | 9:40 | 10:00 | 10:40 |
2 | 16:30 | 17:10 | 17:30 | 18:10 | |
冬時間 10月~2月 |
1 | 9:00 | 9:40 | 10:00 | 10:40 |
2 | 16:00 | 16:40 | 17:00 | 17:40 | |
ゴールデンウィーク 7月~8月の 金・土・日曜日 |
1 | 09:00 | 09:35 | 10:00 | 10:35 |
2 | 13:00 | 13:35 | 14:00 | 14:35 | |
3 | 16:30 | 17:05 | 17:30 | 18:05 |
運賃表
片 道 | 往 復 | 環境協力税 | |
大人(中学生以上) | 2,530円 | 4,810円 | 100円 |
小人(小学生) | 1,270円 | 2,410円 | ━ |
小学生未満の場合:大人1人につき1人無料
環境協力税:高校生以上の旅客から環境協力税100円を徴収します。
フェリーとマリンライナーを比較すると、
渡嘉敷島への日帰り旅行をする場合、
フェリーより マリンライナー を利用すると 往復料金が大人料金で 3,240円 → 4,810円 になり 1,570円 高くなります。
滞在時間は、フェリーの場合、到着は11:10で出発が16:00にですので4時間50分、マリンライナーは、到着は9:40出発が17:30ですので7時間50分です。マリンライナーの方が3時間長く島に滞在できます。
料金は少々高くなりますが、マリンラーを選択すれば一日で渡嘉敷島をたっぷり楽しむことはできますね。
一方、宿泊するなら費用を抑えるためにフェリーを利用するのも良いと思います。
それぞれの日程や予算に合わせて渡嘉敷島を満喫しましょう。
チケットの取り方
まずは、旅行の日程が決まったら船舶の予約をしましょう。夏季繁忙期には満席になることもあるので、予約することをお勧めします。
予約方法
予約方法は2種類、インターネット、または電話でできます。
乗船する日の2か月前の同日から前日まで可能です。ただし、乗船する月が31日までない月は、翌月1日からとなります。
また、乗船日当日の予約はできません。
往復での予約もできますが、乗船日が同日でないと、往復料金の割引の適用にはなりません。片道ずつの予約になります。その場合、往復の場合は2週間以内の日付、時間指定となります。
当日の乗船のチケットは、とまりんの窓口での購入にあります。ただし、空席がある場合のみですので、なるべく予約をした方がいいですね。
予約ページはこちらです。「渡嘉敷フェリーポータルサイト」
予約の変更や取消、空席状況もこのホームページでできます。
電話での予約受付時間は、10:00~17:00まで可能です。
渡嘉敷村船舶課 那覇連絡事務所 (旅客・車両・貨物予約の受付)
電 話 098-868-7541
ファクス 098-862-2115
渡嘉敷村船舶課
電 話 098-987-2537 (旅客のみ)
予約したチケットの発券は、乗船当日の出港1時間前から販売開始になります。
発券場所は、
フェリーは、とまりん 1階 4番カウンター
マリンライナーは、とまりん 1階 4番カウンター 、もしくは 泊港北岸の高速船の前にあるチケット売り場 で販売されます。
乗船チケットは、出港の 30分前 までに 購入 して、出港の 10分前 に 乗船しましょう。
欠航情報
乗船当日の天候や、海の状況などで船が欠航になることがあります。運行の可否は当日の朝8時に決定されます。
「 渡嘉敷島フェリーポータルサイト」にて随時発信されていますのでご確認ください。
なお、台風接近時などは、早めの欠航判断が出る場合もありますので、直近のご確認は渡嘉敷村那覇連絡事務所(098-868-7541)で確認してください。
冒険心をくすぐる素晴らしい体験が待っています。