下地島・17END~宮古列島の幻のビーチに感銘!

宮古島・宮古諸島

宮古諸島の中のひとつの下地島に位置する「17END」は、みやこ下地島空港 の 滑走路の 北端にあります。ここは、サンゴでできたビーチで、飛行機の離発着を間近で眺めることができます。また、宮古列島の中でも屈指の 絶景ビーチ とされています。

今、17ENDは宮古島旅行の中で 一番押しのビーチなので、名前の由良、ビーチの特徴、注意点、アクセスについてご紹介します。宮古島旅行の参考になれば幸いです。

17ENDの名前の由来、呼び方

「17END」って何?と思ってしまう地名ですね。この名前の由来は、「17」は 滑走路の向いている角度のことで、真北を0度とすると、滑走路が170度の方角に延びていて、滑走路には ”17” と描かれています。そして、滑走路(Runway)の先端(End)にあるので 17END と名前がつけられました。一見何か変な名前と思われますが、ちゃんと理由があるんですね。

呼び方は、「ワンセブン エンド」と言われますが、「ジュウナナ エンド」、「イチナナ エンド」とも言われています。どれでもOKです。

幻の絶景ビーチ

17ENDの美しいビーチは、「幻の絶景ビーチ」と称されています。いつでも見れるわけではなく、その景色を見るためには、2つの条件が必要になります。

  1. 「天気」
  2. 「潮位」

では、どのような条件なのかをご紹介します。

1. 天気

どこの景色を見るにしても当然ですが、天気が良い日つまり、晴れた日に行くことが絶対条件ですが、17ENDも天気が良い日に行くことが大切です。晴れた日の方が海が格段に綺麗に見えます。

曇りの日は海の青さが半減してしまうので、より晴れた日の方がミヤコブルーの美しさを堪能できます。ただし、島の天気は変わりやすいので、事前に天気予報を調べてから行くことをお勧めします。

宮古島地方 気象庁 天気予報 ← チェック

2.潮位

潮位も17ENDのビーチを見るためには絶対条件になります。満潮時には、白い砂浜は見えませんが、干潮の時刻になると、徐々に白い砂浜が現れます。。干潮、満潮ともに潮の満ち引きは、1日にそれぞれ2回起こる現象で、干潮は海の水位が一番低い状態のことを言います。干潮の時刻は毎日変わるので、事前にチェックしておきましょう。

さらに、大潮の日(満潮と干潮の潮位が最も大きい日)の干潮の時刻は、砂浜が広く見ることができます。大潮と呼べる日は、新月と満月の時期のそれぞれ前後の3~4日間あります。1ヶ月で約7~10日程あるので、行く日が大潮の日に当たれば、なお素晴らしいビーチに出会えますよ。

宮古島(平良)潮位予測 気象庁 ← チェック

2つの条件(晴れた日の干潮時刻)が揃えば17ENDの絶景をみることができます。しかし、もし満潮の時刻でも晴れた日であれば、砂浜は見ることはできませんが、ミヤコブルーの海は見ることはできます。

飛行機好きにはたまらない!

17ENDにはもう一つお楽しみがあります。それは 滑走路の端にあるため、飛行機の離発着を間近で見ることができます。青い空と、青い海と、飛行機のすべて収まるフォトジェニックなスポットを楽しむことができます。みやこ下地島空港の飛行機は、便数がそれほど多くないため、事前にチェックしておくこをおススメします。

みやこ下地島空港 フライト時刻表 ← チェック

到着、離着とも迫力のある飛行機の姿を見ることができますが、どちらかというと到着する飛行機の方が迫力があると思います。遠くの空から、飛行機が自分の方へ飛行してくるのは、なかなか見ごたえのある風景です。

夕日がきれい

17ENDは夕日のスポットとしても有名です。昼間は空が青色に染まっていますが、夕方になるとオレンジ色に変化してとても幻想的な世界が広がります。この夕日の景色もフォトジェニックなスポットです。きれいな夕日が見たい場合、満潮、干潮に関係なく晴れた日に出かけてみてください。

ビーチでの注意点

17ENDをより楽しむために注意したい事項を紹介します。

1.テトラポット

ビーチに降りるためには、少々高さのあるテトラポットを降りていかなければなりません。足元がとても滑りやすいので、サンダルよりは スニーカー マリンシューズなどの 動きやすい靴 が安全だと思います。
そして、荷物も最小にして、リュックに収めて両手が使えるようにしておいた方が滑りそうになった時のことを思うとより安全ですね。

また、小さなお子さんやお年寄りがいる家族の方も気をつけなければなりませんね。ビーチに降りることができなくても、この景色はどこから見ても絶景なので行く価値ありですよ。

2.海水浴場ではありません。

17ENDの海は遠浅ですが、沖に出ると潮の流れが速いため流されやすいです。また、海水浴場ではないため、クラゲ防止ネットや、監視員はいないので遊泳には向いてないと思います。ただし、遊泳したい場合は自己責任となります。

そして、シャワーやトイレ、売店などもありません。17ENDでは海を見ながらゆったりとした時間を過ごすビーチに向いていると思います。

アクセス

車で向かう場合、カーナビで「17END」を検索できない場合が多いため、「通り池」または「中の島ビーチ」で検索してください。どちらかに到着したら、そこから17END駐車場までは、一本道なので迷うことなくはまっすぐ進んでください。

17END駐車場は白線で区切っていないので、駐車場という感じではありませんが、約20台ほど駐車できます。駐車場から17ENDまでは、徒歩で約10分です。

夏は非常に暑く、自販機もないため各自で飲み物を用意いた方がいいと思います。17ENDはトイレはありません。手前の「通り池」の駐車場のトイレで済ませておきましょう。

 

 

基本情報

 

住 所 宮古島市伊良部佐和田
駐車場 あり (無料 約20台)
トイレ なし
シャワー なし
ロッカー なし
売 店 なし(キッチンカーが駐車所の近くで販売している時がありますが、営業日や営業時間はわかりません。)
自販機 なし
17ENDは、美しいミヤコブルーの景観と、飛行機の離発着を眺めることができて、訪れる人々を魅了し続けています。訪れる際は十分な準備と、情報収集をして宮古島でしか味わえない絶景を楽しんでくださいね。