ゆいレールで巡る沖縄旅② 牧志駅|市場と裏通りグルメで味わう那覇の素顔

ゆいレール牧志駅の駅名看板。黄色の背景に白文字で「牧志駅」と書かれ、那覇の中心に位置する駅を示す。 那覇市内
ゆいレール牧志駅の駅名サイン。国際通りや公設市場へアクセスしやすい、那覇観光の人気エリアにある駅。

那覇の“心”が見える駅、牧志

ゆいレール「牧志駅」は、那覇市街の活気とローカル文化が凝縮された場所。
観光のメインストリート・国際通りの終点にあり、
一歩裏通りに入れば、そこには沖縄の暮らしと香りが息づく市場の街が広がっています。

駅を降りたら、数分で牧志公設市場、平和通り商店街、壺屋やちむん通りへ。
観光地でありながら“生活のにおい”がする—— そんな那覇らしい体験ができるエリアです。

駅からのアクセス|出口を出た瞬間から楽しい

牧志駅は国際通りの東端にあり、改札を出て右方向(南側)へ進むだけで
国際通り沿いの散策が始まります。

徒歩圏内にある主なスポット:

スポット 徒歩 特徴
牧志公設市場 約5分 新しく生まれ変わった那覇の“胃袋”。鮮魚・総菜・地元料理が集結。
平和通り商店街 約3分 生活雑貨から土産まで地元感満点の商店街。
壺屋やちむん通り 約7分 沖縄の焼き物「やちむん」の工房とギャラリーが並ぶ静かな通り。
てんぶす那覇(文化体験館) 約5分 三線・紅型などのワークショップを体験可能。

荷物を預けて身軽に!コインロッカー情報

牧志駅には改札近くにコインロッカーが設置されています。
スーツケースも入る大型タイプもあり、観光前の荷物預けに便利です。

  • 場所:改札を出て右手、出口付近の通路沿い
  • サイズ・料金:小型300円/中型400円/大型500円/特大600円
  • 利用時間:始発~終電まで(おおむね6:00〜23:30)
  • おすすめ利用シーン:
    ・公設市場ややちむん通りを散策する前
    ・那覇最終日に観光後そのまま空港へ行くとき

身軽に歩けば、旅の景色がもっと鮮やかに見えます。

市場グルメは“見る・買う・食べる”が一度に叶う

牧志といえばやはり 那覇市第一牧志公設市場
2023年に新施設として再オープンし、冷房完備で快適に楽しめます。

那覇市第一牧志公設市場の外観。晴れた青空の下、通り沿いに店舗が並ぶ観光エリアの風景。

那覇市第一牧志公設市場の入口。地元の味と人の温かさに出会える、那覇観光の定番スポット。

1階は市場(魚・肉・惣菜)/2階は食堂フロア

おすすめは「買った魚をその場で調理してもらう」スタイル。
1階の売り場で自分で選んだグルクンやイラブチャーが、数分後に2階の食堂で定食で出てくる体験はここだけ。

💡旅行者に人気のポイント

  • 地元の人も通う“観光化されすぎていない ”雰囲気”
  • 値段交渉を楽しむやり取りも旅の思い出に
  • 食堂は朝9時ごろから営業、昼前が混雑ピーク

裏通りは“沖縄時間”が流れる別世界

国際通りの喧騒から少し離れて、市場本通り・桜坂通り・浮島通りなどを歩くと、
ゆったりとしたローカルの時間が流れています。

ここでしか出会えないおすすめ体験👇

  • 古民家カフェで島野菜ランチ
  • アート雑貨とやちむんのギャラリーめぐり
  • 夜は地元ミュージシャンが集まるライブバーで乾杯

県庁前が「旅の入口」なら、牧志は「旅の深呼吸」。
何も計画せず歩くだけで、沖縄の温度が肌に伝わります。

初めてでも迷わない!おすすめモデルコース(2時間)

① 牧志駅到着(午前中がおすすめ)

② 平和通り商店街をぶらり散策

③ 公設市場でお昼ごはん(好きな魚を調理してもらう)

④ やちむん通りで工房見学&おみやげ選び

⑤ 国際通りを歩きながら県庁前駅へ戻る(約20分)

💡この順路なら「市場→やちむん→国際通り」と動線が自然。
疲れたら途中のカフェで一息つけるのも魅力です。

牧志駅は“旅上手な人”が使う駅

  • 混雑を避けながら国際通りを楽しみたい人
  • 市場や地元食堂など“リアル沖縄”を体験したい人
  • 徒歩圏内で半日楽しみたい人

駅から徒歩10分圏内で、観光・食・文化が全て揃うのは牧志駅だけ。

「どこから回ればいい?」と迷う人は、
県庁前から国際通りを歩き、牧志でゴールするのが最も効率的です。

牧志駅周辺のおすすめ老舗グルメ

田舎 公設市場南店:地元客にも愛される沖縄そばの名店。

花笠食堂:地元食堂文化をそのまま残す定食屋。

ジャッキーステーキハウス(少し足を延ばして):1953年創業、県民のソウルステーキ。

覚えておきたい豆知識

  • 駅改札を出てすぐ「コンビニとトイレあり」。観光途中の休憩にも便利。
  • 公設市場は水曜休業が多いため、訪問日はチェック必須。
  • 国際通りの夜は人通りが減るため、帰りは早めの時間帯が安心。
  • ゆいレール終電は23時台。夜の飲食後は1駅戻る意識を。

まとめ|那覇の“人の温度”に触れる駅

牧志駅周辺は、観光地でありながら地元の生活が息づく場所。
那覇のにぎわい、食の楽しみ、温かい人との会話——
すべてが沖縄という島の鼓動を感じさせてくれます。

ゆいレールで巡る沖縄旅。
ここ牧志では、“観光”が“体験”に変わる瞬間を味わえます。

国際通りの観光には、
県庁前駅をご覧ください。👉 ゆいレールで巡る沖縄旅① 県庁前駅|国際通りの玄関口